僕がアリススプリングスを嫌いな3つの理由と、それでも滞在しよう思った理由。

どうもこんにちは。おたゆです。

いま、僕はアリススプリングスというオーストラリアのど真ん中の都市にいます。

地図で見ると、この辺ですね。

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ケアンズからバスで32時間というなかなかえげつない移動を乗り越えて辿り着きました。

ケアンズからの道のりについてはこちら。

ようやく辿り着いたアリススプリングスでしたが、正直、街の第一印象はあんま良くなかったんですよね…。

てか、普通に

あ、アリススプリングス嫌いだな。

って思いましたからね。

でも、僕はここに滞在することにしました。

てか、リアルタイムでは、滞在し始めて早くも1週間が経過しちゃってます。

なぜ、この街に滞在することにしたのか?

今回はアリススプリングスの紹介も兼ねて、その理由について話したいと思います。

目次

そもそもアリススプリングス(Alice Springs)とは?

オーストラリアの中央に位置する人口2万5千人ほどの小さな街、アリススプリングス。

エアーズロック(ウルル)に最も近い有名な都市として名前があげられることが多いです。

まあ、有名といっても、アリススプリングスの名前すら初めて聞く人も多い気がしますが…。(笑)

なぜ、そんなに知名度が低いのか?

理由はハッキリしています。

特になんもないから。

アリススプリングスは、マジでなんもありません。

そのくせ、嫌いなところはたくさんあります。

ということで、アリススプリングスの嫌いなところを3つ挙げてみました。

アリススプリングスの嫌いなところトップ3

第3位 気温もそんなに高くないし、なんでかよくわかんないんだけど、クソ暑いから嫌い

もうね、見出しの通りです。

なんかよくわかんないけど、アリススプリングスはクソ暑いです。

気温自体は30℃ちょっとくらいなので、そこまでではないはずなのですが…。

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砂漠気候に該当する地域で、風景が赤茶色っぽいせいでしょうか?

まあ、とりあえず暑いです。

あと、砂漠気候だけあって、空気が乾燥してます。

大学時代から「萎びた木」と呼ばれていた僕の肌は、ますます水分を失う一方です。

辛いです。

第2位 いつも道端で誰か叫んでるし、知らないおじいちゃんがいつの間にか僕のベッドで寝てるから嫌い

個人的な感覚なのでよくわかんないんですけど、たぶんアリススプリングスは治安が悪いです。

いつも道端で誰かしらの叫び声が聞こえます。

というのも、アリススプリングスにはものすごい数のアボリジニ(オーストラリアの先住民)の方々が住んでいるんですね。

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街ですれ違う人の半分くらいはアボリジニな気がします。

もちろんアボリジニにもいろんな方がいるので、なんとも言えませんが、しょっちゅう喧嘩して、怒鳴りあっています。

また生活にお金が足りていないのか、彼らはお金をせがんできます。

おとといくらいにあったのが、

アボ「へい、兄ちゃんウルルって知ってるかい?」

僕「知ってるよ!」

アボ「すごいいいとこなんだよ、ウルル」

僕「そうなんだ!」

アボ「はい、ウルルについて教えたから100円。」

最高の商売ですね。

当然払わずにスルーしました。

また、アボリジニが関与せずとも、なかなか刺激的な街です。

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めちゃタイムリーな話で、昨日、滞在中の宿に帰宅すると知らないおじいちゃんが普通に僕のベッドで寝てました。上裸で。

もうね、普通に

あ、まじか…

って日本語で言っちゃいました。

いくら僕の虜になったといえども、それは反則です。

第1位 もうただただハエがめちゃクソ多いから嫌い

もうね、とにかくハエがめちゃクソ多いです。

しかも、こいつらめっちゃ人懐っこいです。

頭のてっぺんから足のつま先まで、とにかくくっついてきます。

決して、僕が臭いわけではありません。

外でハンバーガーを食べてたら、食べ終わるまでに257回はハエが着陸します。

とにかく至るところにハエがいます。

北海道の牛小屋で、

「ハエは友だち、こわくないよ」

とキャプテン翼ばりに育てられた僕といえども、そこまでハエとは仲良くできません。

それでも滞在することにした理由とは?

正直、あまりいいところの見当たらないアリススプリングス。

それでも、滞在することにした理由は、、、

新鮮だったから。

シドニーでの生活を含めると、これまで4ヶ月間、海辺の街で過ごしてきました。

もちろん街ごとに違いはあるものの、やっぱりどこか似た雰囲気もあって…。

また、ホントに贅沢な話なんですが、海を見飽きてしまっている自分がいたのも事実です。

そこで、辿り着いた初の内陸の街、アリススプリングス。

これまでと別世界の赤茶色の風景と、たくさんのアボリジニの人々。

とにかく新鮮だったんですね。

あと、この街のアンザックヒルという丘から見る夕日が最高にキレイで惚れました。

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ここだけは唯一おすすめ。(笑)

まあそんなこんなで、やっぱりあんま好きじゃないんだけど、なんか気に入ってしまいました。

ということで、当初は西海岸のパースあたりでのんびり滞在する予定でしたが、アリススプリングスに滞在して、お金を稼ぐことにしました!

そして、なんとなんとラッキーなことに、バイトもレジュメ(履歴書)を配った、その日のうちに見つかりました。

ということで、今は(自称)街で一番人気のカフェで働いています。

当然、ローカルのお店で、時給は24ドル。かなりナイスです。

アリススプリングスのバイト事情についてはこちら。

おまけ

アボリジニの人々について、否定的なこと書いちゃったけど、決して全員がそういったわけではないです。

普通に働いてる人々もたくさんいるし、自分の力で物をつくって、そのお金で生活している人だっています。

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日本人でも良い人と悪い人がいるのと一緒です。

ちなみにいまマックでこの記事を書いているんですが、ついさっきまでアボリジニの子供たちにめっちゃたかられてました。(笑)

パソコンに興味深々。

僕のレシートに日本語で名前を書いてあげたら、嬉しそうに持って帰っていきました。

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なんかほっこりしましたとさ。

それではまた!

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